東北ツアー3日目。
仙台から山形鶴岡へ。
太平洋側から日本海側へ。
夏の晴天、でも遠くの山々には雪。
そして、木々に囲まれた、
つるおかユースに到着。
数年ぶり。またここで演奏できて嬉しい。
オーナー良磨さんもまったく変わらず。
ただいま!
今日は昼夜の2回公演。
昼の部を無事に終了し、
夜まで少し時間があるので、
三瀬の海でひと泳ぎ。
ああ、気持ちいい...
魚になったよ。
そして夜の部。
汗だくになり、演奏中に何回か意識が飛びそうになる。
蝉の声から音が生まれ、また蝉の声に帰ってゆくようだった昼の部。
静寂のなか、音の旅に出た夜の部だった。
初めてここでライブしてから8年という月日が流れた。
震災後、宿泊客が10分の1になったと、ユースのオーナー良磨さんが言っていた。
ホテルはどんどん潰れ、飲食店も潰れていると。
放射能を気にして、東北に来る旅行者が大きく減っているのだろう。
原発とは遠く離れ、しかも日本海側の鶴岡でさえそうなのだ。
そんな鶴岡に演奏に来てくれてありがとう、と良磨さんが言ってくれるのが、嬉しいような、切ないような気持ちだった。
変わらないもの、変わってゆくもの。
さまざまだけど、
僕は変わらず演奏活動を続けるし、だからこそ東北にも来たい。
東北で踏ん張って頑張り続ける人の存在が、そうさせてくれる。
お越しくださった皆さん、
主催してくださった花うさぎさん、ありがとうございました!
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