熊本ツアー2日目。
今日は水俣での初ライブ。
会場の「小規模多機能事業所ほっとはうす」は、
胎児性水俣病の患者さんの介護施設。
地域の方、支援する方のコミュニティの場所にもなっているそう。
水俣での初めての演奏会場が、そのような場所であることに心から感謝。
たくさんの利害関係が交錯し、一口には語れない水俣病。
部外者が、軽々しくメッセージを発することはできないように思う。
今日は、善悪を越えた、美を追求したい。
何がどうあろうと、自然が美しくあるように。
そして本番。
たくさんのお客様がお越しくださいました。
コントラバス奏者・松本洋一さんとのDUOで、
即興演奏とオリジナルによる75分間のライブ。
皆さん、じっと集中して、聴いてくださいました。
ライブ前に慰霊碑や水俣病資料館にも訪れ、
またライブ後には水銀が流された排水口も見学に行きました。
海はただただ美しく、森も、湧き出る泉も、ただただ美しかった。
詩人の言葉通り、水俣の自然が美しいゆえに、悲しかった。
ここでこうして演奏させていただけたご縁に、感謝です。
ありがとうございました。
また年末にも演奏に来れるかもです。
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