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昨日から3日間の「手のひらの星」展。
計5公演のうちの第3公演目は「言の葉の音つむぎ」。
言葉とピアノで綴る参加型ライブ。
僕のピアノと、詩人・稲尾教彦の詩の共演。
稲尾教彦こと「のりへいくん」とは、
これまでも全国各地にて共演を重ねてきましたが、
彼の運営する菓子美呆での本格的な共演は久しぶり。
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出会って一緒にやるようになってもう7年くらいたつと思うのだけど、
ここ数年、彼の朗読がとても変わってきました。
彼はこの数年間、「言語造形」というのを学んでいて、
そのことで、根本的に朗読が変化、いや変化というより成長したように思います。
それをすごく感じた日でした。
お客さん参加の朗読にも、即興で音をつけてゆく時間も作りました。
彼と一緒の時間は、静寂の美を感じる時間、静寂を参加者全員で共有する時間に思います。
午後のゆっくりした、とてもいい時間でした。
さて、これから第4公演!
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(椎原由紀子さんによる、シルクスクリーン印刷のワークショップの様子)
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