昨日で会期を終えた、プロ10周年記念イベント、「重松壮一郎と生命の森展」。
今日は搬出を終え、元の状態に戻ったギャラリーモンネポルト
(賢太郎の絵だけまだあるけど)。
ちょっと寂しいね。
昨夜のラストライブでそのまま僕が死ぬんじゃないかと感じた、
と言われたけれど、それはその通りで、
毎回のライブが人生最期と思ってやっている。
人は誰もが、生死の境に生きている。人間いつ死ぬか分からないのだから。
生きようとする生のエネルギーと、死に対する負のエネルギーは、常に、拮抗していて、
それが爆発するエネルギーになっていると思う。
「痩せているのにすごいエネルギーですね」とよく言われるのに対し、
「火事場のくそ力です」と答えたりするんだけど、そういうことです。
誰もが持っているエネルギーだと思う。
ただくすぶらせておくか、燃え尽きるか、ということだと思う。
このイベントを通じて、たくさんのことを経験しました。
長崎に移住して一年が経って行ったこのイベントで、
こうして長崎のアーティストたちとの関係を強めることができた
(もともと、彼らがいたことは、僕が移住した理由のひとつ)。
また多くのお客さん、仲間たちとのつながりが生まれ、
多くのアーティストを長崎のかたがたに紹介できました。
これは当初、大きなイベントの目的としていたこと。
また、これは事前には目標にしていなかったことだけど、
「即興する感覚」が、また一歩前進したと思う。
毎日何時間も、聴いてくださるお客さんお前で即興演奏し続けた、
本番を繰り返した結果、つかんだもの。
明日からの毎日のライブ活動の中で、
それは活かされ、また少しずつ前進していきます。
ご協力くださったすべてのみなさん、
本当にありがとうございました。
何年後になるか分からないけど、
こうして何日間かかけてやるようなイベントをまたやりたい。
そのときは、またよろしくお願いします!
photo by daiki kawaguchi
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