今日は選挙の日。ライブでした。
僕は僕なりに、今日のライブで、表現しました。
命が一番大切であることを。
3.11に何が起こったかを。その悲しみと希望を。
音楽というものは、
コンサートというものは、
政治のゴタゴタから一瞬離れ、素の感覚に戻れる貴重な時間を、
楽しい時間を提供する場かもしれないけど、
僕にとっては、命懸けて、表現する場でもある。
もともと娯楽のための音楽ではなく、
いち社会人として、いち地球人として、
命のこと、自然のことを表現したくて始めた音楽活動だから、
こんな日に、ただ心地よいだけの音を紡ぐことができず、
単に気持ち良くなりたかったお客さんには申し訳ないことをしたかもしれない。
今日のライブは、子どもが多かったので、
余計に、僕の心に火がついてしまった。
そう、火がついたのだ。
こんな選挙結果だけど、
平和を愛する人の心に、
熱い熱い火がついた日なのだ。
選挙なんて行かねーぜ!どうせ変かわんねーし!って、
斜めに構えて気取ってる人がいたが、
そりゃ自民党に投票したのと同じことだって、気付いて欲しい。
かっこつけてるつもりかもしれないが、最高にかっこ悪いぜ!
今はクール気取っても、
だけどずっとそのままじゃ、奴らの思う壷で、
悔しいったらありゃしないよ。
武力に武力で対抗することしか思いつかない人たちに強制されて、
自分が戦地に赴くことになる前に、
平和を愛する者たちは、最高の叡智を結集して、希望の砦を築こうよ。
たくさんの人が、
今まで他人事だったけど、
このままじゃやばいって、感じたんだもの。
綺麗ごとじゃないよ。
僕は戦争行きたくないし、
人も殺したくないし、
誰かの言いなりにもなりたくないし、
ライブしたいし、
自由に表現したいよ。
娘を守りたいよ。
妻を守りたいよ。
武力ではない方法で。
想いの力。それらは伝播する。
僕らの想いは言動になって現れ、一つ一つが、誰かに影響する。
前向きな気持ちは、他の誰かも前向きにするし、
誰かの勇気ある行動は、他の誰かに勇気を与える。
それは、どっかの組織票みたいに確実なものではなく、目に見えないものだけど、
僕らはそうやって影響し合って生きて、この世を作っているのだから、
あきらめずに行動で示していこうと思う。
こんな僕のblogやFacebookやTwitterの投稿を読んでくれてる人には、
今回、投票に行かなかった人もいるだろう。
綺麗ごと言いやがってって思う人もいるかもだけど、
次の選挙では、自分の一票に希望を託してみようと思ってくれる人もいるかもしれない。
一人でもいたら、すごいじゃないか。いないよりよっぽどいい。
それに、まだ10代で選挙権のない子も読んでくれてるかもしれない。
その子たちが、いつか選挙権を得た時に、
最初から諦めたりせずに、投票に行ってくれるかもしれない。
その賢さと敏感さで、世の中の仕組みを見抜いて、
いい候補に投票してくれるかもしれない。
とにもかくにも、
音で表現する道を選んだ僕は、
もっと想いの力を音にこめなきゃいけないし、
それを表現できるようになりたい。
音の輝きのなかに、
すべてを託したい。
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