今日は東京・清瀬にある「信愛病院」での演奏。
2005年に初めて演奏させていただいてから年1回ずつ、今日で7回目です。
毎回、ホスピス病棟と一般病棟ロビーの2回公演。
ホスピスのほうは患者さんとご家族のみが対象です(上記写真は、ホスピス)。
最近は、ホスピスに来てから約1週間で逝かれるかたが多いと聞きます。
そういう方々を目の前にして届ける演奏というのは、
永遠の一瞬が連続しているような、本当にかけがえのない輝く瞬間瞬間を共有しているような、特別な感覚なのです。
聴く人にとって、最期の音楽になるかもしれないと考えて、以前は気負いをしてしまっていました。でも今日は、今までで一番、気負いなく、魂のままに弾けた気がします。
今年で7年目、また少し前進できて良かった。ありがとうございました。
誰だって、いつ死ぬか分からない。
これからも、一音一音、大切に弾いていきたい。
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