大阪でのライブの後、静岡に少し滞在した後、横浜の実家へ。
そして今日は東京・国分寺のカフェスローでのイベント「暗闇カフェ」。
暗闇演出人として、45回目の演出。この回数は、我ながらすごい!
カフェスロー、ありがとう。ともに歩めて幸せです。
「暗闇カフェ」は、あの「100万人のキャンドルナイト」の先駆けにもなった、カフェスローの定期イベント。電気を自らすべて消す"自主停電"で過ごす、夜の2時間。
数年前はちょっと変わったイベントだったのに、3.11以降、その存在意義を深めている。
一般の人が、多く足を運んでくれているように感じる。
今日も、満員御礼でした。
3.11以降、暗闇カフェでも、リニューアルの気持ちで取り組んでる。
毎回、異なった企画をそこに盛り込むようにしている。
今日は、お客さん全員に白紙を配り、
「未来への手紙」というテーマで一筆書いていただき、
店長の間宮くんにそれを読み上げていただきながら、僕が即興演奏で合わせた。
「手紙」って不思議だ。
「手紙」にしただけで、そこに思いやりがこもる。
いま、未来を語ろうとしたら、原発のことを避けて通れない。
とんがった言葉、怒り、憤りが溢れ出るかもしれない。
でも、「手紙」にしただけで、みんなが誰か相手を思い浮かべ、思いやりを込めて、優しい言葉で、未来を語ることができたんだ。
それに音楽をつけてゆく僕もまた、とても優しい気持ちになれました。
ありがとう、みなさん。
僕は、音で、手紙を描けました。
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