日々のレポート

吉祥寺美術館(東京)のライブ・レポート

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ハードなGWツアーもいよいよ終盤。
今日は東京でコンサート。

吉祥寺駅から徒歩5分、元伊勢丹だったビルの7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」で、「山喜多次郎太」展覧会に併せてのコンサートだ。


前半は、次郎太氏の絵40点を、40分かけてプロジェクターで壁に映し、それに合わせて即興演奏でコラボレーション。

氏の作品は、初期の具象的な作風から、後期は抽象へと移ってゆく。
油絵からスタートし、途中で水墨画が混じり、最後は両方が消化され、また具象・抽象も一つの画面に合わさってゆく。


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後期になるに従って、線が踊り出す。遊び出す。
その感じを音でどう表現するか。
リハなし、本番にどれだけ表現できるかに賭ける。
楽しみでもあり、挑戦でもあった。


本番中、氏の心に近づけた気がした。
遊び心あふれる抽象的な線の作品へと行き着いた、その過程が少し分かった気がした。


ピアノは両手が使える。
だから、右手のフレーズを左手が真似したりするような、
右手と左手が遊んでいるような感じがとっさに思い浮かんだ。


遊ぶ線・踊る線には、子どもの絵のような無邪気さがある。
その感じも少し掴めたような瞬間があった。

ただめちゃくちゃに弾くのとも違う。
整理されてないし、正確につながったりしてないけど、美しさがある感じ。


とてもとても勉強になったし、
今後の演奏にも生かせそうな、新しい収穫をいただいた感じがした。

本当にありがとうございました。


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そう、
ピアノがYAMAHAのフルコンで、しかもたくさん弾き込まれているらしく、とっても弾きやすかった。僕に合っている気がする。「風のゆくえ」が柔らかく弾けるし、「息をして」を迫力たっぷりに弾ける。

月1でライブしたいくらいだ。
しかしながら、公共施設なので有料コンサートが企画できない。
助成金とか協賛みたいな予算がある場合には、自分でも企画できるかも。

また演奏の機会があることを願いながら、会場を後にしたのでした。

さあ、明後日は大阪で、GWツアー千秋楽!



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