夕べは、友人夫婦が、自分たちとお腹の中の子のためのコンサートを開いて欲しいと依頼してくれて、二人のお家でホームコンサートをしました。
二人のおうちの居間をストーブと火鉢であたため、
毛布にくるまる二人と、犬2匹。
そしてお腹の中の子。
台所には猫。
なぜか、僕は1曲目から涙が溢れてしまって、
1時間半のコンサートの最後まで止まりませんでした。
二人が抱えている想い、
僕が抱えている想いが、
すべてこみ上げて来てしまいました。
生きていれば、
嬉しいことも、辛いことも、たくさんある。
いま抱えているぜんぶが、こみ上げてきました。
こんな素敵なコンサートのかたち。
こんな演奏をさせてもらえて、ほんとうにありがとう。
この瞬間のために、
僕はピアニストであり続けることができると思うのです。
僕は、一人一人に支えられ、一人一人に音を届けてる。
それを宝物のように心に携えて、僕は生きてゆける。
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