昨日の島根県三瓶から移動し、今日は松江にある「いっしょに子育て研究所(こそけん)」と「カラコロ工房」での一日2公演。
まずは、お昼から昨年のコンサートも好評だった「こそけん」で、親子を対象にしたコンサートでした。
「0歳からの子どもと親に贈る極上の音楽体験」というテーマで、ピアノソロの他、絵本の読み聞かせとピアノ即興演奏のコラボレーションを行いました。
会場に入ると、たくさんの親子連れのかたがたが、思い思いに楽しんでいらっしゃいました。コンサート、ねんど遊び、天然酵母パンやクッキーのお店、お母さん向けアロママッサージ(1回300円!)
みなさんそれぞれ、すごく楽しそうですが、
僕は、演奏時には、場に一体感があるほうが好きなので、
なんとか、みなさんをまとめることができないかと思いました。
コンサートの前になったら、スタッフのみなさんがステージ側に誘導をしてくださり、始まる時には場が1つになっていました。よかった!
まず最初は、絵本の読み聴かせとの即興コラボレーション。
僕はいつもやっていることですが、こそけんのみなさんは初めてだったので、ちょっと心配もあったかもしれない。でも結果はばっちり。とてもいいコラボレーションで、みなさんに好評でした。
作品は、レオ・レオニ作の「スイミー」。
朗読に合わせ、海の情景や、スイミーの心情を、ピアノの即興演奏で表現して、演出しました。
絵本と即興演奏の可能性は、どこまでも広がると思います。
またやりましょうね!
後半は、僕のソロ。
子どもたちは、0歳児から2、3歳と、かなり低めでしたが、
すごく集中して聴いてくれて、
なかには「水滴のダンス」に合わせて手拍子してくれる子もいたりして。
とっても嬉しい。
自分が一児の父となった今年は、
昨年とは全然違った意識で、
ここでのコンサートにのぞむことができました。
アンコールの「空に還った雲」は、家族をテーマにしているので、演奏しながら、自分が泣きそうになってしまいました(もうしばらく娘に会えていないので)。
来年は連れてきたいです。
こそけんは、ほんとに素晴らしい取り組みをされている施設。
幼い子どもを持つ親御さんが、どれだけ心強いことか!
同じような取り組みを、全国でどんどんやって欲しいです。
こそけんさん、これからもがんばってください。
微力ではありますが、僕も音楽で力になりたいです。
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